経営計画  経営者は、経営目標について『 社長が決めたのなら、いくら無理をしてでも、必ず達成しよう 』と言うことを社員全員に「 思わしめることができなくてはなりません。 」

 「 企業というのは人間の集まりであり、経営者の役割というのは、その人間の集団にいかに生命を吹き込むかということです。」稲盛和夫

つまり、

 「 経営者は、企業を単なる鳥合の衆としてではなく、全員が一つの目標に向かってつきすすむ集団、一つの意識、考え方を共有する集団にしていく必要がある 」というのです。

 結局、「 経営目標とは、この人間の集団をいかにしていくかという経営者の思い、意志そのものでなければならない 」と稲盛氏はいっています。

 それでは、どのような思いを持てばいいのでしょうか。稲盛氏は、「 経営者が持つべき思い、願望とは、潜在意識に透徹するほどの強烈なものでなければならないと考えてい 」くべきだといっています。つまり、「 こうなればいいのになあ 」という単なる願望ではなく、「 どうしても、どんなことがあってもやり遂げなければならない 」という、強烈な願望でなくてはならず、寝ても覚めても、いつもそのことを考えているようなものでなくてはならない 」といっています。

  出典:稲盛和夫『実践経営問答』盛和塾事務局〔編〕PHPより


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