適正規模3 「 規模は複雑さを決定する。」「 だが逆に、複雑さもまた規模を決定する。 」「 このため組織体の生命に不可欠な要素を供給すべき内部機関は、ますます複雑になる。」ドラッカー

 「 物体の表面積は直径の2乗倍、容積は3乗倍の割合で増加 」するとドラッカーは、「マネジメント」でいっています。

 「 人間社会の組織体も、その容積は表面積のそれをはるかに上回って増加 」するともいっています。

 したがって

 「 重量もまた、それを支える構造を上回って増加 」するとしています。

 「 表面積と容積に関する法則は、規模と複雑さとの間に、密接な関係があることを意味 」すると論じています。 

 「 組織体が大きくなれば、その中身の大部分は外部環境から遠ざかる  」としています。

 「 このため組織体の生命に不可欠な要素を供給すべき内部機関は、ますます複雑にな 」るということであります。
 
 「 規模は複雑さを決定し 」ます。

 「 だが逆に、複雑さもまた規模を決定する 」というのです。

 (抄訳 マネジメント P.F.ドラッカー 課題・責任・実践 P.F.ドラッカー ダイヤモンド社刊)

■小企業・中企業・大企業の分類基準→中心的な成果に責任をもつ人間の数

[●体質改善●合併・買収●切捨て●拡大均衡は誤まり)