利益の質を見抜くには→ キャッシュフロー計算書 & ROA
キャッシュフロー計算書
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会計発生でチェック ← キャッシュフロー計算書の間接法がわかりやすい。 ↓
損益計算書
ROAでチェック ← ●経常利益は変わらないのに分母の総資産が増えた
[ 総資産経常利益率 ] ●経常利益が減ったのに総資産は変わらない
●経常利益が減ったのに総資産が増えた
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貸借対照表
○損益計算書vsキャッシュフロー計算書
→現金の裏づけがあるかどうかをチェックしましょう。
○損益計算書vs貸借対照表
→ROAが下がっていないかどうかチェックしましょう。
利益の絶対額が上がっているのに総資本経常利益率(あるいはROA総資産経常利益率)が継続して下がっているような会社は、利益の質に注意しましょう。
有効使用していないものをどんどん資産の部にため込んで、利益をふくらませているだけかもしれません。
総資本経常利益率(あるいはROA総資産経常利益率)は通常、3〜15%くらいの小さな数値です。前期とくらべて当期のROAが下がっていたら、たとえほんの少しの違いでも気にしてください。
→http://d.hatena.ne.jp/sakagami-k/20100812/1281574071
キャッシュフロー経営 利益の質を測る