利益計画 1 「 過去のことをまず計画書にうたうのは何故だろうか。」一倉定*
「 過去のことをまず計画書にうたうのは何故だろうか。」
「ここに考えなければならないことがある。」
「 というのは、そういう会社は『後ろ向き経営』をやっているのだ。」
「 過去の数字、過去の実績、過去の原価、過去の失敗……と、過去ばかり見ている。いくら過去を考え、過去を分析しても、どうにもなるものではない。」
だから、
「死んだ子の年を数える」ことはやめなければならない。全くの時間のムダなのである。」
*一倉 定は異色の経営コンサルタントといわれていた。
多くの倒産寸前の企業を立て直したとされる。