2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

税制改正 2011年度税制改正法案の修正論議

●年度改正法案の修正は、国民福祉税構想で混乱した細川政権の1994年度改正以来、17年ぶりとなります。●法人税→実効税率5%下げを先送り濃厚●所得税→増税に慎重論→成年扶養控除の縮小などによる増税について、●相続税→基礎控除の縮小などによる増税につ…

”天地自然の法”にかなった経営 松下幸之助

〈 雨が降れば傘をさす。そうすれば濡れないですむ。それが自然の理にかなった姿で、自然の理にかなった経営を行なっているところは必ず成功していく。〉 以前新聞記者諸君から「 松下さん、あんたは非常に成功したと思うが、あんたの成功はどういうところに…

経理仕訳前の経営行動の重要性を仕訳を通して考える

●仕訳業務は経理の基本です。●仕訳→[勘定元帳→試算表→決算仕訳→貸借対照表・損益計算書]の流れの源です。 企業人が、仕訳自体を理解することはもちろんのこと、仕訳前の「経営行動、すなわち仕訳の背後にある多くの人々の経営努力を、想像し、感得し、考え…

税制改正法案、6月末で期限が切れる租税特別措置は再延長か。  

民主党と自民党の税制責任者、2011年度税制改正法案のうち6月末で期限が切れる租税特別措置などを切り離し、今国会中に成立させる方向で基本合意した。法人税率の引き下げや高所得者を対象とした所得税の増税、環境税の導入などは自民党の反対を踏まえ…

常と変と養生と  養生訓巻第一総論上27より

変を、災害にたとえますと、 「 およそ事には<常>と<変>とがある。常のときには常を行ない、変にのぞんでは変に応ずればよいのである。」 「 平常こと無きときは、身を大切にして命をたもつのは、『常』に応ずる道である。」 人の「 道は時宜にかない、…

経理部長とのやりとりを通して生まれた稲盛氏の会計学

稲盛氏は、「 会計や税務などの問題に対して、自分の経営哲学にもとづいて真正面から取り組んでき 」ました。具体的な事例を納得できるまで掘りさげて、「 会計・財務のあり方、会計管理のあるべき姿などについて、」氏なり「に得心できる考え方を持つに至っ…

「経理取引前の取引を重視する」「一般にいう取引と経理上の取引」

経営は実務です。毎日毎日、企業の役員と従業員が具体的かつ実践的に行動をしています。 企業の中では、一般取引、損益計算上の取り引きが数多く発生しています。この中から、まず、a、b、c、d四つの取引みてみましょう。a 製品の受注……注文がとれたこ…

「利潤とは、われわれ現代社会が切実に必要としていること」 P.F.ドラッカー

P.F.ドラッカーは、「『利潤がなくてはならぬもの』だという認識である」といっています。。「 利潤はたんに企業経営者や投資家が『 手に入れたいと願う 』何ものかではなく、それは経済社会全体が必要とする何ものかである。」 「 まさに利潤は『最小限…

被災企業の会計処理  操業休止期間中の固定費について

費用は変動費と固定費に分けられます。→[費用]→[変動費→売上高や操業度に連動して増減する費用(材料費、外注加工費など)] →「固定費→売上高や操業度の変動に関係なく発生する費用「(人件費、減価償却費など)] 被災した工場が操業を休止しても、減価償却…

経営のための会計 「経理仕訳前の経営行動の重要性を仕訳を通して考える」

経理の仕訳は、「 一つの取引を必ず二面からみます。」例えば、 ”給料を現金で300,000円支払う。"この仕訳は、 (借)給料 300,000円 (貸)現金 300,000円です。仕訳業務は経理の基本です。仕訳は、 勘定元帳→「 貸借対照表・損益計算書の流れの源です。仕訳か…

「経営のための会計」における「税務会計」; 法人税の知識と行動力が節税を可能にします。

●法人税の知識と行動力が節税を可能にします。→仕訳前に法人税法の考え方をチェックしましょう。→日常の実務を進めるうえで、具体的にはどのような点に注意して、税務処理すればよいのでしょうか。→重要なことは、経営の税務ではどう考えるかということを経…

松下幸之助の”部下の意見をたやすく聞く”マネジメント  

松下幸之助なら、「事を決定するにあたって、その人(部下:筆者記)の意見をたやすく聞」くには、どのように会話していたか。 『今度こういう問題が出たが、もしきみならばどうするか。忌憚なく言ってくれ』 『忌憚なく言わせてもらうならば、私だったらこ…