2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

小企業の経理  現金の管理はきちんとしていますか?

●現金管理とは、→現金出納帳を毎日正しく記録し、→金庫・レジの実際現金有り高と帳簿残高が確実に合っているかを日々確認することです。 (簡単そうに見えて、)→この簡単なことがなかなかできないのが現状です。→現金の管理が、きちんとできていないという…

消費税95%ルール適用制限 個別対応方式による仕入控除税額の計算 2

(2)「 非課税売上にのみ要するもの 」とは、 〈基本通達〉より ・販売用の土地の造成に係る課税仕入れ ・賃貸用住宅の建築に係る課税仕入れ 〈質疑応答事例〉 ・財産運用のための株式を購入又は売却する際の委託販売手数料(3)「課税売上と非課税売上に…

消費税95%ルール適用制限 個別対応方式による仕入控除税額の計算

(1)「 課税売上にのみ要するもの 」とは〈具体例〉 ・棚卸資産 ・製造用にのみ使用される原材料、容器、包装資材、機械及び装置、工具、器具、備品等 ・倉庫料、運送費、広告宣伝費、支払手数料、支払加工賃等 ・販売促進等のために得意先等に配布している…

消費税95%ルール適用制限 個別対応方式の対応方法 1

→"用途区分"が正しく行われていないと →消費税額の計算が正しく行われないことになりかねません。● 個別対応方式による仕入控除税額の計算 個々の課税仕入について必ず、→①「 課税売上にのみ要するもの 」)、→②「 非課税売上にのみ要するもの 」)、→③「 課税…

「 ある年は儲かる、ある年は儲からんというのは…。」 

「 ある年は儲かる、ある年は儲からんというのは、真剣勝負で、あるときは勝って、あるときは負けるというのを連続しているのと一緒や、そんなことは真剣勝負でも何でもない。」(松下幸之助) 「 一円で買うたものを九十銭で売るということをだれも要求して…

創業と守成 人間は長所で身を滅ぼす

『 管子(かんし) 』という古典にある言葉です。「 人はその長所があだとなって身を滅ぼす。泳ぎの名人が池で溺れ、弓の達人が弓で殺さ れるようなものである 」というのです。ちなみに、『 墨子 』という古典にも、これとよく似た言葉があります。「 人は…

経営のための会計5 月次決算→収益や費用を月単位で把握する

●収益や費用を月単位で把握すると同時に、→①月末の売掛金などの売上債権、製品・原材料などの棚卸資産、→②借入金、→③その他貸借対照表の残高勘定で重要性のあるもの の内容を検討します。(また、)④予算実績比較等の分析が月単位で行なわれます。●月次決算…

「 経営計画書は生き残るための道具 」 小山昇氏より

●「 自社を『 倒産しない会社 』に育てていくためには、『 これからこうする 』『 自社はこうなる 』と、」いうふに『 様々な方針を経営計画書に明文化し、目標をしっかり定めておくことが重要です 」。(「 決定で儲かる会社をつくりなさい 」小山昇 河出書…

経営会計の原理原則 「 値決めは経営 」 稲盛和夫氏より

「 事業において、その収益源である売上を最大限に伸ばしていくためには、値段のつけ方が決め手とな 」ります。(稲盛) 「 製品の値決めなど、営業担当の役員や部長に任せておけばいいと考え 」ますか? そういう「 経営者もいるかもしれ 」ませんが、稲盛…

経営のための会計4  制度会計と経営会計(管理会計)

●経営のための会計→①制度会計の中で行なうもの(月次全部原価計算)と、→②直接原価計算(変動損益計算)や、損益分岐点計算●①制度会計は→義務づけられています(それに対して、)→②直接原価計算(変動損益計算)や、損益分岐点計算による月次決算は、→ 任意と…