2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

会計に関する法律には「会社法」「法人税法」「金融商品取引法」があります。

●法人税法→税務会計とも言われます。→「税金」に関する法律です。→(250万の会社のうち、249万数千社は非上場会社)→これらの会社が守らないといけないのが「会社法」と「法人税法」です。●この「会社法」「法人税法」の決まりにしたがって、会社は決…

事業承継対策 「相対的に(自社の)魅力を高める」VS「継がせる不幸」

(1)自社の魅力を高める●親の会社が魅力的であるときは、→子供も自分のサラリーマン生活を見つめ直す●もはや「寄らば大樹の陰」では済みません。→サラリーマンの子供とていつリストラに遭うか未知数です。→未来永劫安泰とは言えませんし、勤め上げても会社…

過信の戒め  頼む心を戒める。  養生訓(総論下7)

●「自分の強健を頼み、若さを頼み、病気が軽快したことを過信したりするのは、すべて不幸のもとである。」たの(恃)むを戒しむ。わが身のつよきをたのみ、わかきをたのみ、病の少(し)いゆるをたのむ。是皆わざはひの本也。●「刃の鋭いのを頼んでかたい物をき…

経営 「新しいもののために新しく人を雇うことは危険である」ドラッカーより

「古いものの計画的な廃棄こそ、新しいものを強力に進める唯一の方法であ」とドラッカーはいいました。ところが、 「新しいもののために新しく人を雇うことは危険である」ともいっています。 「すでに確立され、順調に運営されている活動を拡張するに」はじ…

「経営のための会計学」 2 「経営の実態をあらわす唯一の真実を示すものでなければならない」

稲盛氏の経営の原点と会計 京セラは生まれたばかりの零細企業だったので、「 一つでも判断を間違えば会社はすぐに傾いてしまう。」稲盛氏は「 何を基準に判断すべきなのか、いかにして経営にあたるべきなのか、夜も寝られないほど思い悩んだ 」といわれてい…

今こそ求められる「経営のための会計学」→「経営者は、自社の経営の実態を正確に把握したうえで、的確な経営判断を下さなくてはならない。」稲盛和夫氏より

そのためには、→「 会計原則、会計処理にも精通していることが前提とな 」ります。・中小、零細企業の経営者の中には、「 税理士や会計士に毎日の伝票を渡せば、必要な財務諸表はつくってもらえるのだから会計は知らなくてもいい、と思っている者もいる 」み…

困難に直面して発展する  (松下幸之助発言集より) 「心の問題だ]

東北地方太平洋沖地震で被災された皆さまへ、重ねて心よりお見舞い申し上げます。 松下幸之助の50年前の中小企業の経営者への懇談会(松下幸之助、昭和35年11月20日発言集)より、引用しました。今回の大災害とは、比較にならないかもしれませんが、…

事業承継 会社法では小会社でも財産権と経宮権を分離することができます。

○財産権と経宮権を元生に分離することができるようになりましたが、経営権=議決権があれば財産権のコントロールが可能です。→従業員等が承継する取扱いも明確化され活用の具体性が高まってきました。→親族承継(父−子)の間に親族外(従業員等)を入れる。→h…

現金預金以外の資産→増えただけでは意味がない→「利益の質」を見極める→ROAを高める

→本当に成長している会社→(原則)「より効率よく資産を使っている」●貸借対照表の資産の部の項目のなかには、→いずれ費用化しなければならないもの→費用化せずに先送り→資産がそれだけ増えていく。●有効活用していない資産→「適正でない法人税を払い」かつ…

「古くなったものを整理する」(集中するための原則)もっとも重要なことに集中せよ.

「もはや生産的でなくなった過去のものを捨てることである」とドラッカーはいっています。 そのためには、「自らの仕事と部下の仕事を定期的に見直し、」→「『まだ行っていなかったとして、今これに手をつけるか』を問わなければな」らないといいます。「答…

事業承継  創業者は長所を活かして勝負する

「 守成の心得というのは、時代を超え、組織の違いを超えて共通する部分が多い」といわれます。「 『 貞観政要 』が後世の人々 」*(下記)に「 帝王学の原典として読み継がれてきたのは、そういう理由であろうかと思います。」(守屋 洋) *『 貞観政要 』を…

事業承継  創業成ったあとの守成をいかにやり遂げるか→『貞観政要』に学ぶ 

「 創業成ったあとの守成をいかにやり遂げるかが、」「 太宗が群臣に質問をしています。」「 帝王の事業として、戦って天下を獲得することと、その天下を治めることのいずれが難きや、創業か守成かというのは、と聞くわけです。」「 日本中の社長が大好きな…