事業承継  創業成ったあとの守成をいかにやり遂げるか→『貞観政要』に学ぶ 

「  創業成ったあとの守成をいかにやり遂げるかが、」

「  太宗が群臣に質問をしています。」

「  帝王の事業として、戦って天下を獲得することと、その天下を治めることのいずれが難きや、創業か守成かというのは、と聞くわけです。」

「  日本中の社長が大好きな言葉 」(渡部昇一)だといわれています。

「  昔からの王様を見ていると、国が危ないようなときは賢い家来を使い、その忠言も聞くけれども、安楽になると必ず心が緩んで怠るようになります。 」

「  諌めようとする者も、王様に逆らうのを恐れて諌めなくなります 」と忠告するんです。

だから「  安楽のときほど大いに警戒する必要があると言うわけです。 」

( 上に立つ者の心得 『貞観政要』に学ぶ 谷沢・渡部共著 致知出版社より)