2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

キャッシュフロー経営   短期的対応は、資産を圧縮し、経費削減すること

多くの中小企業が想像を絶する厳しい不況に見舞われ、売上高が前期より何割も減少しました。 しかし、その中でも経常利益は黒字を確保している企業があります。大幅な減収になったにもかかわらず、売上高経常利益率はある程度確保している企業があります。(…

有効に使用していない固定資産と会計

資 産 = 未 来 の 費 用 ↓ ↓ 固定資産 次期以降の減価償却費 支出未費用=(棚卸資産、固定資産)……将来、費用(償却)化する資産 したがって、有効に使用していない固定資産は、未来の収益に対応しない(費用収益対応の原則)単なる費用の固まりに過ぎない…

ドラッカー 利益/未来費用式→過去、現在、未来 マネジメントレター

ドラッカーの利益は、利 益 = 未 来 費 用 ↓ 阪上のマネジメントレター過去の利益に感謝 =現在の投資・生産に精励=未来の費用に希望 費用とは、経費(売上原価、製造原価、販売管理費、その他) →経営・会計上の費用 →損金算入→法人税法上の費用 →必要経…

キャッシュフロー経営  借入れに大きく依存した設備投資パターン

単年度の「経常収支or営業キャッシュフロー」ではまかないきれない多額の設備投資が行われたパターンです。 翌期以降の年間借入元本の償還額が予想される「経常収支or営業キャッシュフローのプラス」の範囲内に納まっていれば、資金繰りを悪化させずに済みま…

キャッシュフロー経営  「営業キャッシュフロー」 or「経常収支」と借入金の年間返済額が過大

借入金の年間返済額が過大なパターン(これもよくあるパターンです) 「経常収支or営業キャッシュフロー」がプラスであってもそのプラス額以上に借入金を返済しているパターンです。 [借入金返済や(固定資産購入等が少なくても )]− [営業キャッシュフロー…

キャッシュフロー経営 「経常収支」or「営業キャッシュ・フロー」の範囲と固定資産等への投資過大パターン

「経常収支」or「営業キャッシュ・フロー」の範囲内で借入金返済や設備投資が行われているか? 通常の事業活動によって稼ぎ出した「経常収支(経常収入−経常支出)のプラス」の範囲内、あるいは「営業活動によるキャッシュフローがプラス」の範囲内で借入金の元…

キャッシュフロー経営 「経常収支」or「営業キャッシュ・フロー」の範囲内で借入金返済や設備投資が行われているか?

通常の事業活動によって稼ぎ出した「経常収支(経常収入−経常支出)のプラス」の範囲内、あるいは「営業活動によるキャッシュフロー」がプラスの範囲内で借入金の元本返済や固定資産の購入等が行われているかどうかをチェックしましよう。Ⅰ 最も望ましいパター…

キャッシュフロー経営   節税対策に必要なもの

ほとんどの節税対策に事前のキャッシュ・アウト(資金支出)が必要です。

P.F.ドラッカーの観察(1993年)  『未来への決断』より  

(今から17年前) 「いま日本株式会社は、混乱のさなかにある。」 「いまや日本は、予期せぬ事態に直面して、短期的な調整策や、場当たり的な対症療法に追われている。しかしそのような対応をもってしては、長期政策に代えることはできない。成功することも…

[『未来への決断』の歴史  P.F.ドラッカー

『未来への決断』 1991〜1995年(今から15〜19年前) 「日本は、あらゆる分野で『意外性の時代に』に入った」 「日本ほど数多くの予測しがたい問題に直面している国はない。」

『マネジメント・フロンティア』の歴史  P.F.ドラッカー

『マネジメント・フロンティア』の歴史 1986年(今から24年前) 「今日の日本はほぼ完全に世界経済に組み込まれている。今日の日本ほど、世界経済と世界貿易の動向に依存し、左右されるようになっている国はない。」 「変化は機会であるということである。変…

『イノベーションと起業家精神』の歴史   P.F.ドラッカー

『イノベーションと起業家精神』の歴史 1985年(今から25年前) ドラッカーはイノベーションの大家としての顔もあります。 「企業は安定を求めた途端、不安定になる。すぐに別の企業あるいは産業が、安くてよい製品やサービスで市場を奪う。IT革命後は特に…