2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「禍(わざわい)は口よりいで、病いは口より入」    (養生訓三巻2)

古人はいう、「禍は口よりいで、病いは口より入」、と。口から出し入れするものは、つねに注意しなければならない。

キャッシュフロー経営 回転率と回転期間とはなにか

回転率というのは、一期間(普通は一年間)に、何回、新旧入れ代わるかということであって、一期間における回転の回数であります。たとえば商品は、一年間には、12回、新旧入れ代わる場合には、商品の回転率は21回になり、また、たとえば資本(負債および資…

キャッシュフロー経営 銀行とのつきあい方

改善に向け努力する姿勢を銀行側に見せる 一般的にいえば、財務改善には時間を要しますが、まずは、短期的に取り組むべき改善策を考えていきましょう。 現在取り組んでいる、あるいは今後取り組む予定のある財務改善策(役員報酬の削減など)についても説明し…

ドラッカーの利益(→節税利益式)

○ドラッカーは[ 現在の利益=未来の費用 ]といっています。 これを筆者なりに置き換えますと ↓ 過去の利益=現在の費用 となります。 過去の赤字=現在の費用は払えません→すると、どうしても費用を払うために借入金に頼ることになります。借入金は、利益…

キャッシュフロー経営   在庫の圧縮をはかる

「在庫がある一定水準にまで減少したら、仕入れ先(商品、材料)を補充する発注をかけていた。 しかし、在庫の水準そのものを見直して余分な在庫を持たないようにしたところ、在庫の圧縮に成功したことにより資金に余裕ができた。」 (参考) ●たな卸資産の…

早期の税制改革訴える  経団連 御手洗会長お別れ会見

日本経団連・御手洗会長:「やり残したことは、税財政と社会保障の一体改革。なかなか進まなかった」 来週27日に任期を終える御手洗会長は、就任からの4年間について「政治・経済とも激動の時代だった」と振り返りました。(ANNニュース他より) 22年度税…

キャッシュフロー経営  短期の資金繰り対策→売掛金の回収を早めること

取引先の業界内での評価とか、タイムリーにかつ危ない会社を見極める感度(与信管理)を磨いていくことが重要となります。 貸し倒れリスクを軽減するとともに、早期回収をはかります。●売上債権の回転期間→売上代金が何日(ヶ月)で回収されるか=売上代金の回…

キャッシュフロー経営→資産の稼働とその有効利用化をはかる 

有効利用していない(非稼働、生産性が低い)資産を多く抱えているとキャッシュフローは、よくなりません。特にデフレ経済では。

只だ一燈を頼め  言志晩録13 佐藤一齋   

一燈を提げて暗夜(経済不況)を行く。暗夜(経済不況)を憂うることなかれ只だ一燈(徳)を頼め。

ヒデキの元気手帳より  菜根譚は

下り坂となるきざしは、最盛期に現れて、新しい成長への胎動は、逆境の どん底の中から生じてくる。 衰颯(すいさつ)の景象(けいしょう)は、すなわち盛満のうちにあり、 発生の機緘(きかん)は、すなわち零落(れいらく)のうちにあり

キャッシュフロー経営   手元流動性を確保しておく

○手元流動性=「現預金+すぐに借りられるお金」 →「手元流動性(資金ポジション)」を上げておく →今までなら月商1ヵ月分=資金○今日のように先がみえないとき →2ヵ月分以上は確保すべき○流動比率(流動資産/流動負債)分析→役に立ちません 在庫やその他流動…

利益計画より大幅な減益となった。 対策は?

期中に予定していた投資支出については再検討し、規模縮小や延期あるいは取りやめの決断が必用かと思われます。 決算処理においては、減益の幅を小さくするためにも、節税策とは対象的な処理を行なうことになります。 減価償却を実施しないことは、このまし…

GMがドラッカーを拒否したワケ

さて、20世紀最高の経営の神様といわれるドラッカーがGMを内部から2年かけて調査し、その結果をまとめ、1983年に出版された同書改訂版『企業とは何か』(ダイヤモンド社)は、GMからは“禁書”扱いになってしまった。 同書の最終章「成功を原因とする失敗」…

ドラッカーとGM

GMは、かのピーター・ドラッカーが始めてコンサルタントとして関わったところでもあります。 1943年、当時一世を風靡していたGMは、若きドラッカーに会社を内部から調査して、その現状と課題、将来の可能性と方向性についてまとめるようコンサルティ…