2011-01-01から1年間の記事一覧

「会社の発展というものは、社長を中心として全社員が一致協力してやるということが理想の姿であ」る。松下幸之助

松下が「 ひと言申しあげたい 」といっているのは、「 それがいちばんいいのでありますが、しかし実際はなかなかそうはいかないものであ 」るというのです。 松下は、「 会社の経営というものは社長 一人の責任であると、しばしば感じたことがある 」と語っ…

2012年 税制改正大綱より   住宅資金贈与の非課税措置が延長

→平成23年12月31日までの特例が「直系尊属からの住宅取得等資金贈与の非課税特例」が3年間延長されます。(1)省エネ・耐震性の高い住宅には、→平成24年→1,500万円、→平成25年→1,200万円、→平成26年→1,000万円までの贈与が非課税…

2012年 税制改正大綱より 相続税の基礎控除引下げと税率見直し、

●直系尊属からの贈与の贈与税率の緩和など、→平成23年度税制改正で予定されていた項目は、→平成24年度税制改正には盛り込まれなかった。→税制抜本改革において検討するとされました。

企業の目標は、→[ 経営理念+人の和と知識+利益向上を目指す意欲 ]=[ 総合力 ]であり、

→それを( 具体的目的に向けて )+「 実行する 」こと。●企業内の個々の人には、「 貸借対照表能力 」は、示されていません。「 企業は人である 」とよく言われます。→企業内の個々の人には、「 貸借対照表能力はありません 」が、もし貸借対照表に計上され…

2012年 税制改正大綱より 退職所得課税の見直し

勤続年数5年以内の法人役員等の退職所得について、2分の1課税を廃止されます。「役員等」とは、→ 法人税法第2条第15 号に規定する役員 役員退職手当等に係る退職所得の課税方法の見直しに伴い、役員退職手当等と役員退職手当等以外の退職手当等がある場…

「 そう見ることが正しいか、それを危険と見ることが正しいかは、そのときの経営者なり、会社の幹部の見識によるものだと思います。 」 松下幸之助 

「 製品をつくって発売したいというように志を立てたときに、それを遂行し、成功せしめる実力がどこにあるか、その実力があるかないかということを、」松下幸之助は「 詳細に検討して 」いたようです。そうして、「 そこに 無理があれば、これはやってはなら…

2012年度 税制改正大綱  高所得者の給与所得控除縮減

給与所得控除の上限設定 「 現在の給与所得控除は、給与収入に応じて逓増的に控除が増加していく仕組みとなっており、上限はありません。しかし、給与所得者の必要経費が収入の増加に応じて必ずしも増加するとは考えられないこと、また、主要国においても定…

給与(報酬)制度は「 複雑なものより単純なものを採用すべきである 」   ドラッカー

〔 しかしまた同時に 〕「 すべての人に対し、画一的な方式を押しつけるものよりも、判断力を働かす余地を残したもの、また個々の職務と見合った給与にすることができるものを採用すべぎであ 」ります。 しかし ドラッカー氏は、「 科学的な報酬制度はもちろ…

平成23年度税制改正法案の修正の経緯 H23年11月18日現在

●(政策税制の拡充・納税者利便の向上・課税の適正化)→雇用促進税制等政策税制の拡充→H23年6月22日成立→寄附金税制の拡充→H23年6月22日成立 ●(期限切れ租税特別措置の延長等)→(拡充の上延長)中小法人に対する税率軽減等→H23年6月22日成…

「 経営計画書なくして強い会社はつく 」れません。  小山昇氏

「 多くの社長は、計画や方針をつくっても明文化はしません。」 社員は聞いているだけで、「 社長の意図も伝わ 」りません。「 当然、実行もでき 」ません。 「 計画や方針は明文化する必要があ 」ります。「 紙に書くと絶対にぶれません。」 経営計画書は、…

中長期経営計画における「 不測の事態 」とは具体的にどんな場合か

①国内経済の急激な変動による事態→不況、輸出入の自由化による低コスト品の流入(TPP)、為替相場(円レート)の変動など②輸出入相手国の経済変動による事態→石油価格の暴騰、日本製品の輸入規制、原材料輸出の禁止など③政治的変動の事態→議会解散与野党逆…

中長期経営計画 不測事態に対応すべき計画のたて方

● 計画の中に→将来、非常に大きな危機が起ることをあらかじめ想定し、その危機をどのような対策で乗り切るべきかを、事前に計画の形でまとめておくことです。 (つまり) →予測しがたい事態に備えて、経営への影響を最少限にくい留めるために、→事前に準備す…

上司による誤った方向づけ     ドラッカーより

ドラッカーは、その著書*で「 〔 管理者をして方向を誤らせる 〕危険性は、経営陣の階層的な構造によって激化される 」といっています。 *(P.F.ドラッカー「 マネジメント 」下巻ダイヤモンド社刊(1974年5月翻訳初版より) ●「 上司の言動や、…

頭の片隅を使うと苦労しない

「 頭の片隅 」は、「 なにかを思い出したり考えごをするための優秀な道具だ。」 「 真っ向から取り組むとストレスになるが、頭の片隅を使うと苦労しないで効果が出せる。つまり、忙しくなにかをしながらでも頭の片隅で問題を解決することができるのだ。」 …

税制改正 平成24年適用予定の所得税関係

法案が原案どおりに成立すると、平成24年1月1日から適用されることになる「平成23年度税制改正」による所得税の改正事項、次のようなものがあります。 ただし、これらの改正は、現在審議中の所得税法等(地方税法等)の一部を改正する法律案が、予定の年…

税制改正  法人実効税率どうなる

復興のための財源を措置→税制改正法案→予定臨時国会→(これと併せて、)→法人税率の引下げなど、 (残されていた) →平成23年度税制改正事項●法人税率の引下げ→[国税+地方税→法人実効税率を5% ↓]→法人税率30%%を→25.5%(にすることで、)→[現…

養生 大根の効用 よく煮て食べる。

「 大根は野菜の中でもっとも上等なものである。つねに食べるのがよい。葉っぱの堅いところをすててやわらかな葉と根とを味噌でよく煮て食べる。そうすると、脾臓をたすけて痰を取り去り、気の循環をよくする。」 「大根の生の辛いものを食べると気がへるが…

経営のための会計 法人税は経営の中のコストである。

→「 企業内でその他のコストと同様の考え方で扱われなければなりません。」そして、「 法人税は、国に対する支払債務です。」( したがって ) →法人税法の研究は、「 その規定( コストとしての許容範囲 )を的確につかむことから始め 」ることになります。“…

税務に先行する経営のポイント

・売上高→数量×単価→両方伸ばし→利益を上げる ・売上原価→売上高と数量が一致する→基本的なこと ・売上割戻し→販売を推進→利益確保→効果的に使う ・役員報酬→役員にも正しい税務を進言する→会計人の心得 ・役員賞与→役員賞与の原点を忘れないように→「事前確…

「経営なくして法人税務なし」「利益なくして法人税務なし」

経営のトップや経理部門の人々が、「 税務をあまりにも過大評価するか、」そうでないにしても、「 税務だけを中心に経理の仕事を進め 」ても、「 法人税法という法律が、経営の方向を完全に規制するものでありません。」 当然、「 企業行動もさまざまの法律…

「 会計がわからなければ真の経営者になれない 」 稲盛和夫氏の著作より

一見複雑に見える企業経営が、「 本来原理原則にもとづいた『 シンプル 』なものが投影されて複雑に映し出されているものでしかない。」 「 これは企業経営でも同じである。」 「 会計の分野では、複雑そうに見える会社経営の実態を数字によってきわめて単純…

平成23年度税制改正の実施時期について

政府税制調査会10月11日→税制改正大綱→税制改正大綱をもとに法案等が立案→まもなく予定される臨時国会審議中の税制改正項目 ①給与所得控除の上限設定、成年扶養控除の見直しに係る源泉徴収の適用開始時期 →当初法案の適用関係 24年1月1日であった →適用…

どうなる相続税の改正→相続税の基礎控除の引下げと税率構造の見直し

政府税制調査会10月11日→税制改正大綱→税制改正大綱をもとに法案等が立案→まもなく予定される臨時国会(1)相続税の基礎控除の引下げと税率構造の見直し →当初法案の適用関係 23年4月1日でしたが →適用時期等の修正案 ?、(2)贈与税の税率緩和と相続…

「 仕事を始める場合には、興味がわかなくても、まず手をつけなければいけない。」  ヒルティ

「 よく働くためには、ある仕事に対する元気と興味をなくしたら、その仕事を無理してそれ以上続けない方がよい。」「 逆に仕事を始める場合には、興味がわかなくても、まず手をつけなければいけない。でなければ、そもそも仕事のはじめようがないからである…

消費税95%ルール適用制限 「 建設現場で支出する交際費 」

→建設現場で支出する交際費のうち、現場において行われる課税仕入れであることが明らかな場合は、→「 課税売上げにのみ要する課税仕入れとして計算することができます。」(国税庁 質疑応答事例より)↓http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/shitsu…

消費税95%ルール適用制限 電話代などの通信費等(一括して支払うことが一般的な間接費用)

→どのような場合が「 課税売上げにのみ要するもの 」に該当するのか →一般管理費を用途区分する場合の考え方●「 課税売上げにのみ要するもの 」とは、(逆にいうと、) →費用であることが特定できないものは →「 課税売上げと非課税売上げに共通して要するも…

「 利潤 」が「 未来の費用 」としては十分でない経済は、急速に貧しくなりつつある経済である 」とドラッカーはいっています。

「 われわれが通常 」「 利潤 」と呼ぶものは、「 ちょうど労働者の賃金とか原料や素材の代価とまったく同じコストにほかならないからである 」とドラッカーはいっています。 「 過去のコストと未来のコストの唯一の相違は、前者は計算しうるものであるのに…

事業承継 先代の ”思い"を引き継ぎ経営力を高める

(その反面、)→先代社長に比べて経験不足になりがちな点は否めません。→親から経営を承継される後継者は、「2代目だから」というだけで早い時期に経営者のポジションに着くことがよくありますが、その時点では経営力は未知数です。→トップとしていかに社員…

無理押しない経営   「 今ふり返ってみますと、私(松下幸之助)は少しも無理してないと思うんです。」

松下幸之助が直面した困難な場面に「 私(松下幸之助:筆者)はそのときに、あまりうろたえなかったですね。」「 これはたいへんだ 」とも思わなかったといっています。 「 私(松下幸之助)は世の中というものは、だいたい分からんのが普通やないかと思うん…

小企業の経理  現金の管理はきちんとしていますか?

●現金管理とは、→現金出納帳を毎日正しく記録し、→金庫・レジの実際現金有り高と帳簿残高が確実に合っているかを日々確認することです。 (簡単そうに見えて、)→この簡単なことがなかなかできないのが現状です。→現金の管理が、きちんとできていないという…