「 仕事を始める場合には、興味がわかなくても、まず手をつけなければいけない。」  ヒルティ

 「 よく働くためには、ある仕事に対する元気と興味をなくしたら、その仕事を無理してそれ以上続けない方がよい。」

「 逆に仕事を始める場合には、興味がわかなくても、まず手をつけなければいけない。でなければ、そもそも仕事のはじめようがないからである。」

「 仕事をしてある程度の疲れが出たら、その、今やっている仕事を中止する。仕事そのものをやめる必要はない。」
 (つまり、)
「 仕事を変えることによって、休息と同じくらいに元気を回復することができる。人間には生まれつき、そのような適応性が備わっている。それがなければ、それほど大した仕事はできないはずである。」

「仕事を上手にする方法」 ヒルティ「幸福論」岩波書店より*

 *「 カール・ヒルティ(Carl Hilty、1833年2月28日 - 1909年10月12日)は、スイスの法学者、哲学者、政治家。日本では『幸福論』、『眠られぬ夜のために』の著者として知られる。敬虔なクリスチャンとして、人生、人間、神、死、愛などの主題について含蓄深い思想書を著した。」ウィキペディアより