「古くなったものを整理する」(集中するための原則)もっとも重要なことに集中せよ.
「もはや生産的でなくなった過去のものを捨てることである」とドラッカーはいっています。
そのためには、
「自らの仕事と部下の仕事を定期的に見直し、」
→「『まだ行っていなかったとして、今これに手をつけるか』を問わなければな」らないといいます。
「答えが無条件にイエスでないかぎり、やめるか、大幅に縮小すべきであ」ります。
「もはや生産的でなくなった過去のもののために、資源を投じてはならない」とまでいっています。
したがって、
「昨日いかに賢明であり、勇気があったとしても、その決定や行動は、今日になれば問題、混乱、愚かさとな」ると、厳しくいっています。
しかし、
「過去からの継承たる活動や仕事のうち、成果を期待しえなくなったものを捨てることによって、そのような過去への奉仕は減らしていくことができ」るといいます。
ところが
「昨日の成功は、非生産的となったあとも生き続け」ます。
「もう一つ、むしろそれよりもはるかに危険なものがあ」ります。「本来うまくいくべきでありながら、なぜか成果のあがらない仕事」があるからです。
(プロフェショナルの条件P.F.ドラッカーダイヤモンド社刊 より)
(経営者の条件 P.F.ドラッカーダイヤモンド社刊 より)
※「既存のものは古くなる」 ↓