ドラッカー  「利益=現金」 そして 「営業キャッシュフローが源泉となる」

 ピーター・ドラッカーは、企業というのは生存することが前提になるという「 企業生存説 」を唱えています。企業が存続するためには現金が必要で、何よりも現金を稼ぎ出すことが重要です。そして、その源泉となるのが「 営業キャッシュフロー 」なのです。

 利益は収益から費用を差し引いた計算上の数字であって、そこに現金が伴うかどうかは別問題です。ドラッカーは利益イコール現金でなければいけないと考えていました。彼は、利益の意味として「 業績の評価 」「 将来のリスクに対する保険 」「 将来の設備投資のための原資 」の3つを挙げましたが、これらは、利益が現金に裏づけられていなければ意味をなしません。

  バフェット
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