事業承継 ドラッカーの「 同族会社の経営−マネジメント 」Ⅱの4 「 未来への決断 」65頁より
「 適切な仲裁人を外部に用意せよ 」
今までの三つのルールを「 忠実に守っている同族企業にも問題が起こることはことある。とくに経営権をめぐって分裂することがある。」
「 創業者である二人の兄弟が引退を考えることになったとき、それぞれが次のC E Oとして自分の息子を推す。20年間仲良く働いてきた二人が敵対関係に陥り、妥協するよりは所有権を売却したほうがましだと考えるようになる。」
「 創業者の未亡人が、娘のために、並みの才能しかない義理の息子を義兄の後釜に据えようとする。あるいは、ハイテク企業の創業者が、いやがる息子に大学の科学者としての経歴を捨てさせて、経営権を継承させる。ところが父親の死の半年後には、息子はその企業をコングロマリットに身売りてしまう。」
(ドラッカー「チェンジリーダーの条件」&「 未来への決断」より)
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