「独自のやり方をしなければ、大手に商品も顧客も市場も取られてしまうんです。」(小宮山)「適正規模は、規模と構造と戦略との間に密接な関係」がある。

 「…ある程度売れ始めた矢先、大手メーカーの参入があって、結局うちは撤退しました。同じ物を安くつくる生産の仕組み、一般ユーザーヘの販売ルートを持たないコミーは、しょせん大手メーカーの相手ではありません。つまりどんなに良いアイディアを出して商品をつくったところで、競争相手の多い大きな市場ではすぐに真似されてしまう。独自のやり方をしなければ、大手に商品も顧客も市場も取られてしまうんです。」(小宮山 NHK出版)


 「 適正規模は、『マネジメントにとって、きわめて重要であ』ります。それは、[組織体の]規模と構造と戦略との間に密接な関係があることを示唆してい」ます。(P.F.ドラッカー