人と組むか、ひとりでやるか 3

 「 大きな組織で成功しながら、小さい組織に移ったとたん、仕事がうまくいかなくなる人が大勢いる。」

 「 逆に、小さな組織では素晴らしい仕事をしていながら、大きな組織に移ったとたんに、途方にくれる人がいる。」

 「 補佐役として最高でありながら、自ら意思決定する重荷には耐えられないひとがいる。 」

 「 逆に、勇気ある意思決定を自信をもって迅速に行う人がいる。」

 「 ナンバー・ツーとして活躍していたが、トップになったとたんに挫折する人がいる。」

 「 トップの座には、意思決定の能力が必要である。」

 「 強力なトップは、信頼できる助力者としてナンバー・ツーを必要とする。」

 「 ナンバー・ツーは、ナンバー・ツーとして最高の仕事をする。」

ところが、

 「 トップの跡を継いだとたん、仕事ができない 」ことがあるとドラッカーは、言っている。


   
    ( P.F.ドラッカー著「プロフェッショナルの条件」ダイヤモンド社刊より )
   
    ( P.F.ドラッカー著「 明日を支配するもの 」ダイヤモンド社刊より )