「事業承継の名言」  実業視点とコンサルタント視点、事業承継前後 

●[実業視点−事業承継前] 

→「堅実で社員を大切にする経営を徹底していけば、これからも会社を守っていくことができる。」

→「元気な後継者がいると会社自体が元気になる。後継者同士の全人格的な付き合いを新しい取組みにつなげたい。」


●[実業視点−事業承継後]
→「資金繰りのノウハウは必須。お金の面で安心できてはじめて、前向きなことを落ち着いて考えられる。」

→「事業承継より創業をしている実感が強い。また、自分で考える余地がないと商売はつまらない。」


●[コンサルタント視点−事業承継後]

→「会社は存続するものであるのに対し、人の生命には限りがあるという現実に早く気づき、会社をどうしたいかを決断することが何よりも大切である。」

→「事業承継とは、後継者が価値を生み出すために価値あるものを受け取る、超友好的な乗っ取りである。」

(「企業診断」同友館 2011/2より)