会計要領 資産、負債の基本的な会計処理

会計要領→企業会計原則による基本的な考え方を基礎に資産・負債の会計処理を定めています。


「取得原価主義」

時価の変動は、原則として、会計帳簿に反映されません。

●資産(金銭債権、有価証券、棚卸資産、固定資産等)は、

→(原則)→取得価額(資産を取得又は製造のために要した金額)で

→BS(貸借対照表)計上。
 
●「取得原価」は、→(適切に)費用配分した後の金額。
例えば、棚卸資産であれば、総平均法等により費用配分した後の金額。

●負債のうち、

→債務は、(原則)→債務額(債務を弁済するために将来支払うべき金額)で計上。

→金銭債務

引当金

●「 決算処理においては、時価により表示する傾向にあると経営者が誤認している可能性もあることから、取得原価主義に従うことをあえて記載したものとも考えられます。」(三浦昭彦 大蔵財務協会刊)

●会計指針との比較
 →「当然のこととして、記載されなかったものと考えられます。」(三浦昭彦 大蔵財務協会刊)