「企業は大きくなるとともに複雑さを増す。」「 単純な組織・小さな本社」(『 エクセレント・カンパニー 』トム・ピーターズ大前研一訳)
「 遺憾なことに、企業は大きくなるとともに複雑さを増す。そして、大会社のほとんどは、本質的な複雑さに対応するため、複雑なシステムと組織を考え出す。 」
その結果、
「 スタッフを増やしてその複雑さと取り組もうとするのだが、ここから誤りが始まるのである。」
「 この解決策は、とにかく組織内の人間の本性とはうまく合致しない。」
「 組織の中で各単位が本当にまとまった働きをしようと思ったら、全体をかなり単純しておく必要があるのだ。」
※ 『 エクセレント・カンパニー 』とは、トム・ピーターズとロバート・ウォーターマンによって書かれ、大前研一によって邦訳されたビジネス書。1983年、講談社から刊行されました。
1983年当時、マッキンゼーのコンサルタントだった彼らが、「 超優良企業 」と見なしたいくつかの企業の共通項を解き明かしています。