「 凡人に非凡なことをさせる 」1 ドラッカー 「 組織の良否は、業績中心の精神が存在するかどうかによって判定される 」

 「 組織化の目的は、凡人が非凡なことをできるようにすることである 」とドラッカーは、いっています。

    (P.F.ドラッカー 「マネジメント 」野田監訳 日本語版初版ダイヤモンド社刊 下巻 128頁より)

 「 組織は、天才に頼ることはでき」ません。
 
 「 天才が現れるのはまれ 」なのですから、「 当てにすることはでき 」ません。

 「 組織の良否は、普通の人が能力以上の業績をあげ、その強みを伸ばし、他の人が業績をあげる助けとすることができるようにするかどうかによって判定される 」のです。

 また、「 その成員の弱点が害にならないようにすることも、組織の課題である 」ともいわれます。

 要するに、「 組織の良否は、業績中心の精神が存在するかどうかによって判定される 」ということです。