配当の決め方→純利益の何%

→「配当政策として、純利益のうち何%を配当に回すかを示す「配当性向」を、数値目標として掲げる企業は多い。 ※1 三菱商事は→20〜25%をメドに ※2 アサヒグループホールディングスは→(15年12月期までの中期経営計画の中で、)→配当性向30%をめ…

配当の決め方 [ 当期純利益から→純資産(利益剰余金)から ]配当 を決める

●配当は、2006年以降から→純資産(=株主資本=利益剰余金)から支払うことになった。(以前は、当期純利益から支払っていた)(個別)決算の当期純利益が100→そのうち配当を30支払った→配当性向(=配当/当期純利益)=30%●当期純利益が上がら…

企業は、「 内部留保を厚く 」「 自己資本比率を高く 」 稲盛氏

企業は、まず「 銀行からお金を借りて経営する。利益を出して税金や配当金を支払うよりも、借金して金利を支払った方が節税にもなり、メリットが大きいという考え方 」が一方では、あります。 ところが、「 借入による資金の調達は、市場における金利や資金…

「 何かを成そうとするときは、まず心の底からそうしたいと思い込まなければならない 」 稲盛氏

「 わかってはいるけれど、現実にはそんなことは不可能だと少しでも思ってしまったら、どんなことも実現することはでき 」ません。「 どうしてもこうでなければならない、こうしたいという、強い意志が経営者には必要なのであ 」ります。土俵の真ん中で相撲…

「 ダム式経営 」 「 余裕のある経営が必要だ 」 「心の底からそうしたい」

稲盛氏が、「 京セラを創業して間もないころ、松下幸之助氏の講演を聞く機会があ 」った。 「 その講演のテーマは『 ダム式経営 』というものであ 」った。 「 幸之助氏は会社を経営する際、ダムをつくることで川がいつも一定の水量で流れているように、『 …

人と組むか、ひとりでやるか 3

「 大きな組織で成功しながら、小さい組織に移ったとたん、仕事がうまくいかなくなる人が大勢いる。」 「 逆に、小さな組織では素晴らしい仕事をしていながら、大きな組織に移ったとたんに、途方にくれる人がいる。」 「 補佐役として最高でありながら、自ら…

人と組むか、ひとりでやるか 2

もう一つ知っておくべき大事なことがことがある。 「 仕事の環境として、緊張感や不安があったほうが仕事ができるか、安定した環境のほうが仕事ができるかである。」 さらには 「 大きな組織で歯車として働いたほうできるか、小さな組織のほうが仕事ができる…

「 人と組むか、ひとりでやるか 」  P.F.ドラッカー

「 組んだほうがよいのであれば、どのように組んだ時によい仕事ができるのかをしらなければならない。」 「 チームの一員として働くとき、最高の人がいる。 」「 助言役として最高の人がいる。」「 教師や相談役として最高の人がいる。」「 相談役として最高…

「 貸倒引当金 」 会計要領と法人税務

会計要領VS法人税務 金銭債権については、決算時に以下のように貸倒れの可能性について検討する必要があります。 ①債務者の資産状況支払能力等からみて債権が回収不能のおそれがある場合→未だ回収不能な状況とはなっていないものの、債務者の資産状況や支…

「貸倒損失について」会計要領と法人税務

会計要領VS法人税務 受取手形、売掛金、貸付金等の金銭債権については、決算時に以下のように貸倒れの可能性について検討する必要があります。債権等が→(1)[顧客や貸付先の金銭債権]倒産(破産)手続き等又は債務の免除→法的に消滅 → 法人税務→法人税…

「企業は大きくなるとともに複雑さを増す。」「 単純な組織・小さな本社」(『 エクセレント・カンパニー 』トム・ピーターズ大前研一訳)

「 遺憾なことに、企業は大きくなるとともに複雑さを増す。そして、大会社のほとんどは、本質的な複雑さに対応するため、複雑なシステムと組織を考え出す。 」 その結果、 「 スタッフを増やしてその複雑さと取り組もうとするのだが、ここから誤りが始まるの…

利益から配当しなければならないというが、

「 ずいぶん前になる 」ということですが、稲盛氏も「 期末の決算報告を終えた経理部員に対して、」「 儲かったお金はどこにあるのか 」と尋ねたことがありました。 その経理部員は、「 利益は売掛金や在庫、また設備など、さまざまなものに姿を変えているの…

事業承継 「 経営権の委譲は現経営者が行うべき 」です。

●後継者から経営権の委譲について言い出すのは困難であり、→言い出すことで、逆にトラブルが大きくなる場合もあることから、経営権の委譲は現経営者が行うべき。●創業者が、事業承継に関して何の対策も行わなかったため、事業の存続すら危ぶまれる事態に陥っ…

太陽光発電システムの耐用年数について

設置者が、電力を使用するためか、売電のためか→製造業に使われる「機械装置」となりますか、「電気業用設備」の「その他の設備」かで、耐用年数は、それぞれ異なります。国税庁HPの質疑応答集には、 ↓→自動車製造業の法人が、→自動車製造設備を稼働するた…

税制改正 グリーン投資減税 太陽光発電設備とその他設備

太陽光発電は、条件により即時償却が可能となりました。 7月から再生可能エネルギーの固定価買取制度が開始されることに伴い、平成24年5月29日から、グリーン投資減税の対象象設備(太陽光発電設備)の定義が変わりました。①青色申告をしている中小企…

「 注意深く月次決算書を見ていると 」 稲盛和夫

「注意深く月次決算書を見ていると、工場へ行き、問題のある現場を通りかかったときに、「ここは先月こうだったな」と思い起こし、どこが問題なのかを、即座に指摘することができる。」 「その現場の責任者が注意をした通りに対策を打っていると、翌月の月次…

損益分岐点の位置→安全余裕度

限界利益限界利益=売上高−変動費したがって、たとえばE社では、当期の売上高は900万円、変動費は540万円であるから、 限界利益=売上高−変動費 360万円=900万円−540万円 「限界利益とは、販売価格(製品単位当りの売上高)と一単位当りの変…

不況に対する抵抗力のつかみ方→企業の安全余裕度

その企業の損益分岐点の位置で、利益が安全であるかどうか、その意味での企業の安全余裕度が表わされます。 企業の安全余裕度は、つぎのような式で測定できます。 (算式)安全余裕度=1−損益分岐点の位置 例えば、E社の揚合では、損益分岐点の位置は83…

「京セラでは、まだ会社が小さかったころから、月次決算資料が部門別に出るようにしていた。」稲盛和夫

「私(稲盛)は会社にいるときも、出張に出かけるときも、細かい部門別になっているその資料にすぐに目を通すようにしていた。」「その部門の売上、経費の内容を見ていくと、ひとつの物語のようにその部門の実態がわかってくる。」「その部門の責任者の顔を…

「独自のやり方をしなければ、大手に商品も顧客も市場も取られてしまうんです。」(小宮山)「適正規模は、規模と構造と戦略との間に密接な関係」がある。

「…ある程度売れ始めた矢先、大手メーカーの参入があって、結局うちは撤退しました。同じ物を安くつくる生産の仕組み、一般ユーザーヘの販売ルートを持たないコミーは、しょせん大手メーカーの相手ではありません。つまりどんなに良いアイディアを出して商品…

会計と会社法 任意積立金の取崩 手続きと会計処理

●議事録は、どのような議案で対応するのか? 目的積立金の目的取崩は? 役員退職金の支給に備えて役員退職積立金を積み立てることがあります。目的を定めた任意積立金ですので、目的積立金といいます。 この目的積立金の目的に従った取崩ですが、目的に従っ…

 「 販売競争や値下げ合戦に努力と時間を費やすのではなく、…」(小宮山 栄氏)。「適正規模についてⅠ」ドラッカー

コミー社の社長(社員数18人)小宮山 栄氏は、「 販売競争や値下げ合戦に努力と時間を費やすのではなく、より良い商品を開発した、ユーザーの役に立つことは何かと考えたり、既存ユーザーを大切にすることに努めてき 」たと語っています。 また、「 小さな…

会計要領と税務会計基準(法人税法)の比較:賞与引当金について

〈 賞与引当金 〉→「 翌期に従業員に対して支給する賞与の見積額のうち、当期の負担に属する部分の金額を計上する。」(会計要領)→「具体的には、決算日後に支払われる賞与の金額を見積り、当期に属する分を月割りで計算して計上する方法が考えられます。」…

会計要領 資産、負債の基本的な会計処理

会計要領→企業会計原則による基本的な考え方を基礎に資産・負債の会計処理を定めています。 「取得原価主義」→時価の変動は、原則として、会計帳簿に反映されません。●資産(金銭債権、有価証券、棚卸資産、固定資産等)は、→(原則)→取得価額(資産を取得…

「批判は受けとめれば消えていく」(批判された側)、「人を批判するとき、その相手についてなにかを言っているわけではない。」(批判した側)

「 批判にたいして自己弁護すると、よけいにズキンとくる。」( 批判された側 ) 「 攻撃されたと感じ、自分を守ろうとするか相手に反論しようとする。自分や批判する相手にたいする怒りと恨みが頭に渦巻く。こういった反応はとてつもないエネルギーを必要と…

「売れ筋商品を重点的に売れ」+「品切れをなくす」ことの重要性

「 基本を徹底して価格以外のところでお客様の満足を実現することだけを考え、行動に移していきました。」( 大久保恒夫セブン&アイ・フードシステム社長 ) 「 品切れをなくす 」ことの重要性は、→お客「 みなさんも欲しいと思った商品がその店舗になかっ…

「会計要領」と「法人税法上の収益の取り扱い」2

法人税法は、 →(収益の認識時点)(どのようにとらえるか)→(引渡しの日とは、)→(実務的にどの時点を指し、)(取引の実態に応じた認識基準は)●法人税法は詳細に規定しておく必要性があるため、法人税法基本通達では以下のように、収益の認識時期を定め…

「会計要領」と「法人税法上の収益及び費用の取り扱い」との相違点 収益の計上について1

(1)法人税法・課税所得計算上→収益の認識時期とその判定→企業会計原則に従い→収益の認識(に関して)→基本通達で定めています。・課税の公平性からも、→納税義務者にとって共通の認識が必要。(2)法人税法第22条第2項では、→「…各事業年度の所得の金…

会計要領と税務会計基準

中小企業の財務諸表の作成→その9割が顧問する税理士によって行われています。(このため、)● 経営者自身→決算書を正しく理解するのに→[法人税法・税務会計基準→確定決算主義]が採用されています。→非上場会社の中小企業における経理→会計処理と税務処理が…

「よい」 対「悪い」 (ロバート・キヨサキより)

よい負債と悪い負債 よい支出と悪い支出 よい損失と悪い損失 (ロバート・キヨサキより) +よい費用と悪い費用(筆者加筆)(一般的に言って、)「よい負債、よい支出、よい損失はどれもさらなるキャッシュフローをもたらす。」(たとえば、) 「毎月プラス…